
霊符山 尊星王院の「霊符」について
霊符は、不思議な効験と奇跡を起こす特殊な護符として尊ばれ、皇族、貴族、大名、武士から一般大衆に至るまで多くの人がその効験に浴したもので、仏教、神道、儒教、仙道等の合一融合の存在であると供に、宗教、宗派を超越したものといえましょう。
尊星流宗家は日本唯一の存在
ところが本門尊星流の霊符は、絶えることなく相伝され、文献や本尊「尊星王」も現存し、千年余の歴史を保持しています。ただ、ひろく授与しなかった為に知る人はごくわずかでした。
ちなみに歴代門主は、本尊たる尊星王(別名 妙見菩薩・・・これは北斗七星、北極星を意味する)の護摩供を宮中、御所に於いて修法、霊符を授与されましたが、これが世にいわれる「星まつり」でもあります。



●お不動様と尊星王のお寺
お不動様は、右の剣で様々な悪因縁を断ち切り、右の索(なわ)で迷える霊をつなぎ止め、火炎の後背で煩悩を焼き尽くして下さる、非常に慈悲深い仏様です。
怖い顔をされていますが、人々を災いや病魔などから身を守って下さいます。
楽を与え、苦を取り除いて下さる霊験あらたかな仏様です。
その霊力は高く、あらゆる厄難を取り除き、開運をもたらす霊験高いお不動様として知られています。
●円空と血脈
延宝七年七月五日、尊栄(園城寺円満院門流霊鷲院兼日光院の大僧正)から「仏性常住金剛宝戒相承血脈」を受る。
尊栄大僧正とは、歴代で血脈には188番目に記されている。
円空は当法門にて受戒をうけ、僧侶として12万もの仏像を彫り続けたとされています。
現代において、つちぼとけを造仏(現在で約2万体)を発願し、つくり続けるようになったのも、不思議な見えない力を感ぜずにはいられません。
円空が受戒してから329年過ぎた現在の血脈最後には、現住職の名前が記されています。
三井法流開祖 智証大師の法脈は千有余年の歴史の中で、絶えることなく正式に現代まで伝承されています。
この法脈を伝える最大の厳儀 三井の伝法潅頂は、日本2大勅会といわれ、延暦寺の法華大会と並び称されています。
三井寺において昭和5年4月 伝法潅頂会をももって厳かに伝承されました。
伝法潅頂 受者 10名 受明潅頂 受者 25名 結縁潅頂 受者 3千名 と当時の記録に記されています。
この時の受者に三浦道海大僧正
そして、40年後の昭和45年12月12日 次の伝法潅頂が厳修される。
膝に抱かれているのが、現在の住職です。この時の受者に三浦道明大僧正
そして、平成14年12月2日
伝法潅頂会が厳修され、本寿院 三浦尊明住職に伝承されました。
後受記ならびに儀軌等継承され現在に至ります。
●つちぼとけ
仏さまの心を広めようと、読売日本文化センターやNHK学園などで「つちぼとけ」を指導しております。
横浜高島屋さん、新宿京王百貨店さん、熊本鶴屋さん、大分トキハさんなど全国各地の百貨店にてつちぼとけ展を開催しております。
●人生・仏事の相談
現代のかけこみ寺としてお寺ネットやNPOかけ込み相談センターなど人生・仏事の相談に応じております。
新聞・テレビ・ラジオ・雑誌など多数紹介されています。
・NHKニュースウッチ9では「現代の駆け込み寺」として紹介されました。(平成21年3月16日)
・NHKおはよう日本でも「写経の出来るお寺」として紹介されました。(平成19年8月28日)
活動紹介
円宗院 日光別院 尊星王院 住職プロフィール
1969年 第56世 円満院門跡 三浦道明大僧正の三男(州道)として出生。
1979年 出家得度し、尊明となる。
比叡山高校卒業 大正大学仏教学部卒業
宗教法人 圓宗院 日光別院 「霊符山 尊星王院」
三浦尊明 住職
電話 0288-25-7356
〒321-1264 栃木県日光市瀬尾3228‐5
ご予約の上お参りください。


