俗名のまま、戒名もなく、葬儀をしておられない方のQ&A
没後、数年たちました。 当時は、若く、経済的に苦しく戒名をつけてあげることが出来ませんでした。 今からでも遅くないでしょうか?
大丈夫ですよ。

今からでも戒名を授け、ご供養なさることをお勧めいたします。

費用のことより、供養が先。

ちゃんとご供養されることで、ご先祖もあなたも安心されることでしょう。

お位牌は、7回忌など回忌法要時に合わせておつくりになってはいかがでしょうか? 一度、ご相談ください。

四十九日法要をどのようにしたらよいですか?
まず、戒名を授かる必要があります。

戒名を授かり、本位牌を造立し、ご準備ください。

戒名は、通常3~4日でお授けしております。

お位牌は、仏壇店でお造りになりますが、10日から14日の時間がかかります。

49日を過ぎては出来ない為、早めの準備をお願いします。

なお、一番一般的な「千倉4寸」であれば、当院にて作る事も可能です。

(ご希望の方には、開眼法要後にお送りします。)

通常、葬儀から四十九日法要までは白木位牌

 

 

四十九日以降は黒塗りの本位牌を造立し、供養致します。

お盆は、どうすればいいでしょうか?
49日後に迎えるお盆を、「初盆はつぼん」「新盆にいぼん」といいます。
お盆は、とても大切な行事で、精霊がかえってくるとされています。
その先祖の霊にお供えをして下さいと贈るのが「お中元」です。
葬儀の時のお香典は「ご霊前」49日以降のお香典は「ご仏前」ですね。出来れば、一日も早く戒名を授かり、位牌を造立し、霊が還ってくる場所をつくってあげることです。
それを「精霊棚」といいます。通常、仏壇からだして、まこもを引いて棚を作ります
戒名は、必要でしょうか?
戒名は、必ず必要です。
戒名は、文字を集めたものではございません。
キリスト教なら「天国」仏教なら「浄土」イスラム教なら・・・
日本人は、あの世を信じ、先祖と共に歩んできた歴史があります。
お盆や彼岸 忌明け 喪中 中元など当院で行う戒名講座で半分くらいの方が「戒名はいらない」とおっしゃります。
なぜ?要らないのですか?とお聞きすると、「だってお金がかかるから」という理由がほとんどです。

お金が理由であれば、私が無料でお授けします。
経済的にお困りの方は、どうぞお申し出ください。

戒名を授かり、故人は仏弟子となり、御仏に導かれると共に、遺された我々子孫が感謝の念をもって位牌に手を合わせる。これは、とても大切な事であると考えております。